だいこんや農園のくらし

イノシシがミミズを食べにやってくる場所は、ぬかるみが多くて水はけが悪い場所が多いのですが、実際にはイノシシが荒らしていった後、その土地は土壌に空気が入り、よい加減に耕された状態になると、大地の再生講座で教わりました。
イノシシはただ自分が生きていくためにした行為のはずですが、結果的には土地をよくする行為に繋がっているといえます。

私達の農業や暮らしもそんなイノシシのようにありたいと思っています。

2019年春、小川町原川地区にいよいよ終の棲家となる家を建てました。
2016年に偶然出会った大工の中澤さん(ナカザワ建築)のお話を伺い、その流れから建築家丹呉恭明氏に直接お話を伺い、
漠然と土壁、無垢の家、と描いていた夢が一気に現実に向かうこととなりました。

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建築家 丹呉氏

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大工 中澤氏

しかし、初めて伺う丹呉氏のお話は「自然な暮らし」、とか「無垢のぬくもり」とか、そんなお花畑のような話ではありませんでした。
私達が当たり前に考えている建築や構造物の建設の裏にある産業廃棄物の世界。人口減少社会に入っても、いやこれからますます、その量は右肩上がりで上がっていくトリックを目の当たりにしてしまいました。

私達は結局イノシシやモグラの様にはなれないのか。
どこまでも絶望的な思いに沈んでいきそうになりますが、丹呉さんや中澤さんが作る家は、そんな闇の中の一点の光のように思えました。

さぁそこからがはじまり。
我が家の3年にわたる家づくりがはじまりました。(つづく)

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