身の回りにある資源から

  だいこんや農園の考える循環型農業は、身の回りにある資源を用いる ことを前提とし、外部から資源を持ち込むのではなく地域にあるもので田畑を耕作します。そこでは動物、虫、微生物、人、雑DSC02530草、あらゆる生命が、皆なくてはならない存在です。里山の様子を知らせてくれる動物、より強い生命を残そうと助けてくれるて虫、土壌の状態を示してくれる雑草。地球全体が常により良くなろうとする1つの生命体であると信じた瞬間に私達の仕事が自ずと現れました。

 

目指すべき農家像

10524068_10202445162037032_1956403033_nほんの少し前まで農薬と化成肥料がなければ農業は成り立たないと誰もが思っていました。しかし、今や農薬だけでなく肥料さえも使わずに、野菜やお米、大豆、麦を栽培する農家が次々と現れています。

さらには、既成概念にとらわれずに様々なアイディアで農家自身が6次産業まで手掛けることのできる時代です。世界全体がグローバル化し、どこへ行っても同じものが手に入る安心感?とは対照的に、私達は「だいこんや農園にしかない美味しさ!」と言われるような農産物、加工品をできる範囲の量で作ります。目指すは田畑に負荷をかけない収量で成り立つ農家です。

 

旬の露地野菜(年間70品目)、麦、大豆、米、果樹を栽培しています

だいこんや農園では、農薬や肥料は使用せず、作物と土、水、光の力に委ねます。私達にできることといえば、できる限り丈夫な種を採種すること、土に空気を入れてあげること、元気な野菜の苗を育て、野菜が美味しくなるような剪定管理をしてあげることくらいです。しかし、そのできること1つ1つが、長年田畑を耕してきた多くの先人たちの知恵から学んだものです。人と植物の「持ちつ持たれつ」の調度いい関係を私達は生涯探し続けるのだと思います。

 

DSC03874種どり

毎年野菜の種を採取することにより、その土地の気候や風土にあった丈夫な種になっていきます。

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DSC06281苗づくり

関東の農家では、昔から冬の間に「温床※」をつくり、春夏野菜の苗を少し早めに育てます。     ※温床:落ち葉などを何重にも重ね、それらを藁で囲んだ大きなベッドのようなもの。落ち葉が発酵し熱が発生するため、真冬でも苗を育てるのに適した温度をキープし続けられます。

 

DSC03886整枝剪定

植物の体内で活性化する植物ホルモンの作用を活かす整枝剪定により、野菜はより美味しくより長期間収穫することができます。