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新しい幸せのあり方を見つけたい

農業を始めた当初、初めて小豆の収穫直前の姿を前にして「どこに小豆があるの?」と思わず聞いてしまいました。普段食べている野菜の生き物としての姿さえ知らないことに気づいた瞬間でした。私達の食べるものは生き物であり、だれかがその生涯に寄り添ってきたからこそ、食卓に並ぶことができたのです。

戦後、高度経済成長を経て、私達は大量生産、大量消費の暮らしにあまりに慣れ過ぎました。衣食住、暮らしに欠かせないアイテムは品質を下げ、安さとビジュアルこそが選択の基準に変貌してしまったように思います。しかし、環境汚染、健康被害がリアルなものとして私たちの目の前に現れ始めた時、この暮らし方に限界があることに多くの人が気づき始めました。

私達は、物質的な豊かさを享受してきた時代も受け入れながら、次の世代へと繋ぐ新しい幸せのあり方を産み出す時代に生きていると確信しています。誰かの犠牲の上に成り立つような贅沢ではなくて、今日採れたものを最高の主役にして皆で分かち合う暮らし方がしたいのです。


そんな思いから私達は、身の丈に合った暮らし、身の丈に合った農を模索し始めました。DSC03732

小川町は決して大きな農地が連なるような大産地ではありません。 しかし、四季を知らせてくれる里山に囲まれ、小川が流れ、小さな田畑があちらこちらに見渡せる、美しいまちです。
大産地にならなかったがゆえに、和紙や酒造、蚕の文化も育まれました。

この土地でどんな農業をしよう。IMG_7308
研修当初から、ずっと考えてきた私達の農のカタチは、小川町の気候や風土、土壌、文化に導かれ、ようやく定まりつつあります。
東京からおよそ1時間で行き来できるだいこんや農園は、皆様のかかりつけ農家として、また、ゆったりとした時を感じる第二の家として、いつでも皆様を歓迎しています。 ぜひお気軽にお立ち寄りください。