【米と母】
先日、田町まさよさんの自然と繋がるミキ作りの会に参加しました。
ミキとは奄美や沖縄の伝統発酵飲料。
お米とサツマイモと水だけで作れます。…
もともとは奄美の神事の際にささげていたそうですが、
これが病いの回復食や離乳食、母乳にも良いそうで、甘酒にとてもよく似ています。アトピーや不妊にも効果があるそうです。
私はこれを作る作業を習いに行ったというより、
日々忙しさにかまけて忘れがちな母性(女性性)を思い起こしにきたんだと思いました。
米は宝。
米は種。
米は魂。
そして、
米を毎日炊く母は、命を育むとっても大きな役割を担う存在。
おろそかにしていた米のとぎ方をもう一度ちゃんと学んで、
帰宅後、さっそく、お米をとぎました。
丁寧に。
炊きあがり、明らかに違う。美味しいご飯。
もともと結構良いお米を頂いているはずなんだけど、
本領を発揮させてあげられていなかったんだね。ごめんなさい。
やっぱり思いました。
今のお母さんたち頑張りすぎ。
毎日沢山のおかずを朝から晩まで、色とりどり作って食べて、
また朝が来て作っては食べて。
でもほんとは、全然頑張ることない。
むしろ頑張りすぎて、具合悪くしてるかも。
ちゃんとした、穀物と味噌汁、それに少々の旬のお漬物。
そこにミキや甘酒があるだけで、いいのだよ。
栄養素の計算、普通に考えたら毎日できないよ。
油はどうするんだ!タンパクはどうするんだ!
と男性的な声が聞こえてきそうだけど(笑)、
大丈夫、味噌汁で油をとる方法もあるし、穀物でタンパクをとる方法もある。(→ここはつぶつぶで解決できるよ。)
脳みそにこびりついた思いこみを手放すと、
ほんとに心が楽になる。
そう、だから、
昔の人はそんなに難しく生きなくても、
シンプルに幸せなるコツをよくよく知っていたんだね。
頭で考えるより、感じること。
それが、今この国にはとてつもなく求められてると思います。
ミキづくりは11,12、1月とまだまだ関東で続きます。
ご興味のあるかたはお気軽にまさよさんに連絡してみて下さい。
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